分野別勉強法(宅建業法)
こんにちは。さっきーです。
今回は分野別に宅建の勉強方法をお伝えしていこうと思います。
宅建を受験される方は皆この分野はしっかりと勉強して押さえてくる分野です。本番では50問中20問出題されます。是非とも20点満点を狙いたいところですが、2~3問悩む問題が出てきます。それを踏まえて最低でも17点は確保したい分野です。
基本的に勉強の流れは民法と同じですのでその記事を参照して頂ければと思います。
ここでは業法を勉強する上での意識しておくことや注意点をいくつか記載しておきます。
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①過去問と参考書は9:1
業法の中身はそんな難しい事は書いていません。参考書を一回読んだだけでもほとんどの人が理解できるかと思います。その為民法とは違って参考書に時間を割く事はナンセンスですので、できる限り勉強期間中はたくさん過去問に触れるようにしてください。
勿論解かないようにしてください。
②過去問を参考書化する
過去問の解説には参考書に記載されている内容がたくさん出てきます。参考書があまりいらなくなります。その解説の余白部分に自分で手書きでその他の重要なポイントや覚えたい内容(語呂合わせ等)をどんどん書き込んでいくようにしましょう。
解説部分に書き込みを行い、どんどん解説部分のページを充実させていきます。最終的には宅建業法の分野の勉強はほとんど参考書を開かなくても過去問だけで業法全体を学習することができるようになります。
こうなってくると非常に勉強が楽になってきますので是非参考にしてみてください。
③二度と読まなくて大丈夫な解説は塗りつぶしていく
業法は特に過去問で似たような設問がかなり多く出てきます。そうすると何度も似たような解説を読んでしまうことになってしまうため、「この解説は読まなくて大丈夫」自分で判断できたら赤のサインペンなどで解説を塗りつぶしてしまいましょう。それにより時間短縮の効果が出てきます。
ほぼ暗記できた内容は設問を読むだけにとどめておきます。設問を読んだ瞬間に「この文章が誤り」等と判断ができれば解説は読む必要はありませんので。
④重要事項説明書と37条書面の記載事項に注意
勉強をしていくと業法で一番やっかいなのは重説と37条書面の記載事項の区別です。先にお伝えしたように業法は勉強時間のほとんどを過去問に充てるとお伝えしましたが、この分野は参考書を開き確実に暗記していく事が求められます。超頻出事項ですし覚えていれば確実な点数となります。
尚、37条書面とは契約書のことです。必ず記載する事項かそうでない事項かを重説と37条書面それぞれで覚えておかなければいけないのですが、それがややこしい分野なんですよね~。「どっちがどっちだっけ?」みたいな事が起きやすい分野です。
ここの分野はとにかく参考書を何度も読み返す事です。あるいは自分で表を作成したりしてでも完全に覚えてしまうようにしましょう。らくらく宅建塾には秀逸な語呂合わせもありますので是非活用してみてください。勿論私も語呂合わせにより攻略しました。
宅建業法全体としてはそんなに難しくはないのでまずは初学者は業法からスタートしていく方がほとんどだと思います。
このブログをご覧の皆さまもまずは業法を攻略していき勉強の流れをしっかり作っていってください!