分野別勉強法(民法)
こんにちは。さっきーです。
今回は誰もがつまづく民法の勉強について、私なりの考えや勉強法をお伝えしていこうと思います。
例年、民法は50問中14問ほど出題されます。問題全体の約30%のウエイトを占める為この分野を「捨てる」という選択は皆さま無いはずです。
ただ、重要だと分かっちゃいるけど、勉強がおっくうになる分野なんですよね~。しっかりと対策をしていきたい所です。
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①みんなが大変な分野であると自覚すること。
民法を勉強するととにかく見た事も聞いた事もない法律用語なんかに出くわすと思います。人によっては拒絶反応を起こしてしまうであろうこの法律用語。多くの受験生がつまづいてしまうので、これから勉強を始める初学者の方は特に挫折しないように心がけておきましょう!
つまり「みんながつまづくんだな」と思っておいて下さい。
あらかじめこういう姿勢でいると仮にあなたが挫折しそうになっても気持が少し楽になります。
余談ですが、民法を勉強し始めた時はつらさを感じる事もありましたが、今振り返ってみると「法律」とか「民法」とかの基本的な考えを学ぶ為少し頭がよくなった気がします。法律自体に興味がある方なんかは楽しんでやるつもりで勉強すると良い効果があるかと思います。
②どの教材で学ぶかがとにかく大事
宅建業法やその他法令上の制限と違って民法は何の教材で学ぶかが、その後の勉強のはかどりやモチベーションの維持に大きく影響してきます。
このブログではらくらく宅建塾をおすすめしておりますが、ネット上の口コミを見てい
ると「民法がわかった」や「ものすごくわかりやすい民法の授業」の教材も良さそうですので参考にしてみてください。
③時間はかかってもいいからちゃんと内容を理解する
民法は単純な暗記という訳にはいきません。初学者の場合、理解をするのに時間がかかると思いますが、それでもいいので理解ができるまで参考書・過去問をしっかり学習してください。
本番ではきちんと内容を理解していないと解答が出来ない問題が出ますので太刀打ちできなくなってしまいます。
④民法の具体的な勉強方法
まず、参考書を分野ごとに分け読みます。ある程度理解できた段階で過去問に取り掛かります。例えば借地借家法の分野でしたら「借地」だけ30分~1時間かけて読み、過去問を学習します。
この時注意してほしいのが、参考書→過去問の間は時間を空けないでください。内容をできるだけ覚えている状況で過去問へ進んでください。知識の定着がまったく違ってきます。参考書を読んでその日中に過去問へ取り掛かるのがベストですが、できない場合、最低でも翌日には過去問に取り掛かっておきたいところです。
また、過去問を学習中に参考書に書かれていた内容自体を忘れてしまっている場合もあると思いますので。その時はしっかりと参考書へ戻って読み直してください。そうすることにより記憶も定着していきます。
民法の場合ですと過去問は最低でも4周はこなしておいたほうがよいかと思います。らくらく宅建塾の場合ですとどの発売時期の過去問も13年分収録されていますのでかなりボリュームがあります。宅建業法なんかと比べても1問にかかる時間も多くなります。結果として民法にはそれなりに時間が掛かるということを想定しておいてください。
まとめると、1、良質な参考書で分野ごとに読み込む。2、時間を空けずに過去問に取り組む。分からない問題・解説はすぐ参考書へ戻って読み返す。
民法だけでなく、他の分野でも通じる勉強法ですが、民法の場合、分野事態がかなり細切れさせて取り組んでいくとくじける事なく勉強が進んでいくことかと思います。