~独学で宅建試験に臨む際のアウトプットについての考え方~
こんにちは。さっきーです。私は4日から仕事が始まりますが、明日で残り1日です。
後悔のない1日でありたいです。
今回のテーマ
~独学で宅建試験を行う際のアウトプットについての考え方~
ここまで、このブログではひたすら、「問題を解いてはいけない」ということを
強く推奨してきました。
そうはいっても、当然自力で問題を解く必要はあります。ただこのブログではその時間を極力少なくしましょうということです。
ではいつ、どのような方法でアウトプットを行うのか?
アウトプットには模試を利用します。市販されている模擬試験問題集でも、各予備校が開催する模試でも構いません。これによりアウトプットの訓練を行います。
大体、タイミングとしては市販でしたら9月頃本屋の店頭に並んで購入することができます。各予備校が行う模試についても9~10月に集中的に行われるので受講できる時間と場所が確保できる方でしたら積極的に受講しましょう。
私の場合は、市販の直前予想模試を購入しましたが、どちらでも選べるのならば、予備校の模試を受けたほうが良いと思います。試験本番の緊張感を感じられる為です。自宅や図書館ではどうしても似たような環境を作り出すのは難しいので、緊張感がある環境下でアウトプットの訓練を行うのは本番の感覚を事前に感じ取るという点で意味があります。
市販の直前予想模試の場合でも、できる限り本試験と同じ環境を作りましょう。時間を図ることは当然として、ここでは本番よりも10分ほど時間を短くしてみるとよいかと思います。本番の試験は焦りや緊張から思いのほか時間の経過が早く感じてしまいます。それをアウトプットの訓練で慣れておいてしまおうという意図です。
次にアウトプットで何を意識するのか?2つありますが、
1つ目は時間配分です。ここで大事なことは事前にどこから始めるのかを考えておきましょう。1問目から素直に始めるのではなくどこからスタートし、どこで終わるということをきちんと進めていきながら、どこにどの程度時間がかかるのかもしっかり確認をしましょう。(例えば、宅建業法からスタートし30分で終了のあとは法令上の制限、民法の順番で解く等)
2つ目は、この模試により初めて自分の知識の確認を行います。どこまで理解できていて、どこを忘れているのかをきちんと認識します。間違った箇所は漏れなくチェックし、参考書、過去問へとフィードバックしていきましょう。
実際に、アウトプットを行うのは9月中旬~10月初旬になってくると思います。違う言い方をすると9月初旬では、このブログでお伝えしているように、ひたすらインプットに励んでください。
しかし、そうはいっても勉強をやればやるほど、知識が増えていけば行くほど、実力を試したくなるものです。私もそうでした。それでも私は自力で解くことは行いませんでした。
アドバイスとしては、模試を一つの楽しみにしてみるといいと思います。再度ゲームに例えますが、入念なレベル上げを行った時のボス戦が、とても快感になってしまうあの感じをイメージしてみると良いでしょう。
それでも勉強をしている期間は、インプットの作業ばかりだと単調すぎるといった側面が出てきてしまいます。その場合は、アウトプットともまではいかないけども、自力で解いている演出をしましょう。具体的には、赤いシートを利用した方法です。赤ペンで正解肢に○をつけておけば、そのシートをかぶせることで正解がわからないようになります。そこで、ゲーム感覚でアウトプットをやってしまうという方法です。
ただ、その場合、瞬間的に正否がわからなくてはいけません。時間をかけてしまっては意味がありませんので。考えてしまうようでしたらさっさと答えをみて解説を読み込みましょう。いわば、「瞬間的に解答できるかゲーム」です。こういったアソビを取り入れてみることも、宅建の独学ではとても大切な考えだと思います。
以上が、宅建独学を行う上での、アウトプットに対する考え方です。以前の記事でも書きましたが、私も模試でしかアウトプットは行いませんでした。繰り返しになりますが、宅建試験のようなレベルでかつマークシート方式の試験では、自力で解くことは時間の無駄です。きっぱりとその勉強方法はやめましょう!
次回は、勉強の場所についてお伝えしていきます。よろしくお願いいたします。
過去問宅建塾 1|2017年版 権利関係 らくらく宅建塾シリーズ / 宅建学院 【本】 |