宅建試験の難易度をリアルにお伝えいたします
さっきーです。
今回は、宅建試験の難易度を、ご覧いただいている方のスペック(学歴)に合わせてお伝えします。
この記事を読んでいる方のスペックって本当に様々だと思うんですよね。
仮に私が東大卒の人間であれば、「宅建試験って簡単だよ?」って皆さまにお伝えするかもしれません(もちろん、そんな高学歴ではありません)。
でもその言葉を仮に中卒の人が聞いて、
「そっか、宅建試験って簡単なんだ!わーい(*´▽`*)」
って思わないですよね?
そもそものスペックが違うわけですからね。「所詮あんたは頭いいんでしょ?」みたいな感じですよね?
ちなみに私は大卒ですが、3流大学でした。しかも2浪しました(苦笑)そもそも高校は偏差値30台というまあまあの頭悪い高校でしたし。
しかし、そんな私だからこそ、色々なスペックの方々を見てきました。高校時代はヤンチャな仲間と酒飲んで麻雀やってましたし、大学では東大卒の先生の講義も受けてきました。
ここでは、そんな経歴を持つ私が、さまざまなスペックの方々、つまり《学歴》を意識して宅建試験の難易度についてお話しをしてみようと思います。
この記事を読むことで宅建の試験に挑戦しようか迷っている方々の決断の手助けになると思います。
宅建試験は高卒の人はもちろん、中卒の方だって合格している方々は多数いらっしゃますので何も情報を得ずに簡単に挑戦をあきらめるなんてしては欲しくないと思います。
ここでは、学歴順に中卒、高卒、大卒でまず分けてお伝えしてみることがよいと思います。
1、《中卒の方で宅建受験を考えている方》
まず、中卒の方ですが、一番学歴は低いですが勿論キチンとした勉強を行えば合格は可能です。
しかし、
やっぱり高卒、大卒の方以上の努力が必要であることは間違いありません。
もしあなたが中卒で宅建を受験しようとしてしていたら、少なくとも半年前から
職場の飲み会は断るべきです。絶対にそうしろという訳ではありませんが、それぐらいの覚悟は必要です。
なお、私の元会社の同僚に中卒で宅建を取得した人がいましたが、その人いわく、
勉強当初一番苦労したことは、
「漢字が読めない。」
ということだったらしいです。
宅建の試験は民法をはじめさまざまな法律が出てきて、時にその条文を目にすることに
なります。その中にはやっぱり難解な漢字なんかが出てきて苦戦を強いられます。そしてその文章を元に宅建試験の問題が作成されたりしています。
その人は参考書を買って3ページ読んだぐらいで限界が来たらしく、勉強を4か月ほど放置していたらしいです(汗)。
でもよくよく考えれば、要は言葉の壁なんですよね?
そこに書かれている内容は、数学や物理学あるいは宇宙工学なんてことではなく、不動産というとても自分たちにとって身近な話が書いてあるんです。
それを難しい漢字で書いたり、回りくどい言い回しをしたりして余計に宅建を「難しそう」にさせている原因なんですよね。
簡単に考えてしまえば、
日本人が日本語で日本の不動産の事を言ってるだけですから。
だから、
出来るだけ簡単な言い方で不動産について書いてある教材、もしくは分かりやすく伝えてくれる講師がいる予備校を選ぶことがとても大事になってきます。
中卒の方は、高卒や大卒の方以上に、予備校選びや参考書選びに力を入れなければいけないと思います。
中卒の方の戦略としてはまず、
「超絶わかりやすい予備校講師がいる予備校」
もしくは
「ベストセラーになっている参考書、過去問集」
これを探すことに特に時間を割いてください。このブログでは「らくらく宅建塾」をおすすめしていますが、ネットで色んな参考書のレビューをまず拾ってみることから初めてみることがいいと思います。
基本的に宅建の勉強とは、
何が書いてあるのか?どういう意味なのか?書いてある内容を理解できればあとは暗記です。簡単です。あとはやり方を間違えないこと。
2、《高卒の方で宅建受験を考えている方》
高卒といっても正直、2つに分かれると思います。つまり、
・ほとんど勉強しないで卒業できる高校だった人。
・ちょっとは勉強しないと卒業できない人。
高校のレベルによって違いますよね?ってことです。(ちなみに私の通っていた高校は
前者の高校でした)
前者の高校に通っていた方はやっぱり中卒の方と同様の考えで、勉強の方法や戦略を考えることに時間をかけた方がよいと思います。漢字が読めない可能性があるので。私のブログを是非参考にして宅建試験の作戦をしっかり立てるべきです。
逆に後者の方はある程度勉強に対して耐性があるかと思います。
仮に大学受験なんかを経験したことがある方でしたら、
全く、知識ゼロでセンター試験の日本史を7割五分ぐらいの勉強量が必要です。そのようなイメージを持てる方でしたら大方計画倒れすることなく本番に臨めると思います。
しかし、受験などの経験がなければはやはり油断はできません。参考書選びから間違えのないように自身の方向性を見定めていく必要があります。
3、《大卒の方で宅建受験を考えている方》
中卒や高卒とは違って、大学入試、もしくは単位取得のための試験勉強やレポート作成に時間を割いたことがあると思います。しっかり計画をたてて毎日少しづつやっている方もいれば、一夜漬けで一気に詰め込む、なんて経験があるかと思いますが、とにかく
「勉強した経験と成果がある」というのが大卒の方の大きな武器であると思います。特に大学受験で筆記試験をやったことがある方はその経験が宅建勉強の力強い土台となってくれると思います。
このような方々はやる気さえあればある程度どの予備校や参考書を利用しても合格することに問題ないと思います。
中卒や高卒の方々と比べると選択の幅は大きいです。
あと考えることとすれば、やっぱりコスト(時間、お金)をどれだけ宅建試験に費やしたいか?←ここですよね。
人によっては多少小難しい参考書が好きな場合もあるかもしれません。
予備校の先生の法律の裏話を聞いて法律の見識を深めたい人もいるでしょう。
それはやっぱり人それぞれだと思いますので、自分に合った方法を選択するのが一番かと思います。宅建を受験しようとする動機にも関連する話だと思います。
今一度、宅建を受験する前にご自身のスペックを客観的に見定めてください。
そして、後悔の無いようご自身の最適な方法を選択していってください。