宅建試験を独学で合格する具体的勉強法

宅建試験をいかにコストをかけずに合格するか?その方法を、私の経験談を含め具体的にお伝えするブログです。

分野別勉強法(法令上の制限)|得点源にすべき分野

5点免除も含む分野です。50点満点中16点を占めています。私的目標点は13点です。

 

 

少ない知識量で確実に1点稼げる法令もありますのでやはりしっかりと勉強していかないといけない分野です。

 

 

基本的には暗記中心の勉強ですので、業法と同じスタイルで勉強を進めていきましょう。

 

個々の分野は不動産にかかわるいくつかの法令を勉強していく訳ですが、その中でも比較的易しめで確実に点を稼いていきたい法令をお伝えします。

 

 

これらの法令はやれば1点がリアルに積みあがっていく分野ですので必ず押さえていきましょう。

 

 

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〈①国土利用計画法

 

 

参考書を読むと「?」となる部分が勉強を始めた当初、私は感じました。しかし、気にせず過去問をこなしていけばおのずと理解できる分野です。

 

分かってしまえば難しくないので確実に点を取りたい分野です。よく意味が分からりづからといって参考書に固執しすぎずさっさと過去問へ移行していきましょう。

 

 

〈②農地法

 

超簡単です!

 

理解もすんなりできると思います。毎年出題される法令かつ難易度は易しめですので効率重視で100%得点源としてください。覚える事も多くありません。

 

初学者の方でも2時間ぐらいあれば参考書1読から過去問10年分1周できると思います。

 

 

〈③宅地造成等規制法

 

 

上記2点と比べると多少覚える量が出てきますが、覚えてしまえば確実に点数になる分野です。

 

 

〈④開発許可制〉

 

 

これも暗記項目が多少ありますが、ほぼ毎年2問出題されるため、早めに得意な法令にしておきたいです。

 

「どういったときに開発許可が必要か?」をしっかりと暗記することですので、らくらく宅建を利用される方は参考書に表がありますのでそれを丸暗記してしまいましょう!

 

 

 

〈⑤5点免除の分野は4点を死守〉

 

 

ここ最近の傾向として5点免除分野や5点中の1問は過去問の学習だけでは太刀打ちできない問題(難問)が毎年出題されます。

 

 

基本その問題は2択まで絞れれば良しとしましょう。しかし、それ以外の4問は確実に正解を導きださなければいけません。

 

 

尚、5点免除の5問自体は全体的に易しめで、そんなに勉強しなくても3点は普通に得点可能です。

 

 

だからこそ絶対に落としたくない分野であり、あわよくば5点満点を狙いたいところです。

 

 

その他都市計画法建築基準法、税法といった分野がありますが、中でも上記に記載した分野は早めに終わらせておくべき分野で余りの時間をそれ以外の法令に割いていった方が得点には結びつきやすいはずです。

 

 

国土利用計画法」+「農地法」+「宅地造成等規制法」+「開発許可2点」+「5点免除の4点」=9点

 

 

その他法令上の制限は16点満点です。最低でも12点以上は確保したいところです。と考えるとあと3点を残りの7問から取ればいいのです。

 

 

また、補足として、「法令上の制限」は勉強の順番を意識して行うととても有効的に宅建の勉強ができると思います。

 

 

例えば、私の場合勉強が大変な民法の合間に上記の法令を1分野をはさんで勉強をしていました。

 

 

つまりインターバルを意識して法令上の制限は勉強の順番を意識していたわけです。

 

 

「つらい民法を1分野勉強したら明日は少し楽な法令をやろう」みたいな感じで。

 

 

モチベーションがあまり上がらない時なんかにも「法令上の制限」を勉強したりして、メリハリをつけるようにしていました。

 

 

こういった勉強の順番を意識する事は長い受験生活を送る上でも是非参考にしていただきたい所です。

 

 

 

宅建業法」なんかは集中的にやっていった方が効率がいいと思いますが、「その他法令上の制限」の分野は細切れに法令が登場するので、上手く全体を細分化し勉強の順番を考えていってみる事も、有益な勉強方法です。

 

 

今回は、「その他法令上の制限」の中でも特に難易度が低めで得点源にしやすい分野をご紹介いたしました。

 

 

是非皆さまの宅建勉強のお役立ちになればと思います。