宅建試験を独学で合格する具体的勉強法

宅建試験をいかにコストをかけずに合格するか?その方法を、私の経験談を含め具体的にお伝えするブログです。

宅建を独学で勉強する際の過去問に対する考え方(重要)

こんにちは。さっきーです。

 

 

 

 

 

今回のテーマ

宅建を独学で勉強する際の過去問に対する考え方(重要)~

 

 

このテーマは宅建試験に限らず、一般的な資格試験、あるいは大学入試においても非常に大事なテーマです。試験制度の根幹に対する考え方でもありますので他の試験でもこの考え方はとても有効な考えです。これから大学入試を控えているお子様をお持ちの親御さんにもご覧になってもらえてると嬉しいです。

 

 

先に私の経験談をお伝えいたします。4年間勉強しましたが、最後の1年は過去問を1問たりとも問題を解きませんでした。

1~3年目の際にもっと早く気付くべきだった考えるべきだったと今では後悔しております。その時は過去問を自力で解きとても無駄な時間を過ごしていました。

 

 

 

皆さんはこれからやらなくてはいけない(受けなくてはいけない)試験の過去問集が目の前にあった時、どのような使い方をしますか?

 

⇒力試しとして過去問を利用する。

 

 

独学で宅建を勉強する以外の資格試験の勉強でも、多くの方がこのような考えのもと、過去問を利用されているかと思います。しかしこの利用方法は大きく間違っていると私は考えております。

 

過去問の利用法というのは、

 

 

⇒どの分野が、どの程度、どういう聞き方をしているのかを把握し、それぞれの分野についてどの程度の時間を割くべきなのかを自分自身で把握することなのです。

 

 

過去問で問われてきた内容は勉強を進めていく道しるべです。 考え方として、すべての試験において過去問とは、試験をする側が「こういう『内容』を、こういう『レベル』で、こういう『聞き方』をしますので、これを目標(ゴール)とし勉強してくださいね。」というメッセージを発信してくれているということです。事実、実際の過去問に目を通すと、頻出分野は嫌というほど同じ内容の選択肢が出てきます。単語を入れ替えただけの問題も数多く存在します。それをまず知ることがスタートなのです。

 

 

この過去問の利用法はゲームに例えてみると、攻略本(サイト)をみて最短で進むことと似ています。

 

 

次のステップに行くためには自分がどのレベル(スキル、知識)が必要なのか、どのルートをたどればいいのか。それを知った上で行う勉強とそうでない勉強とでは大きく時間も異なりますし、そもそもゴールを知っているとそうでないとではモチベーションにも差が付きます。

 

 

勿論、学問的見地から言いますと、目の前の難題にぶつかった時、自ら考え試行錯誤し、時間を掛けその問題に取り組んでみるということは、その人の知的好奇心を満たし、応用力を与えてくれるでしょう。

 

 

ゴールを知ってしまうと面白味にかけるという方も中にはいらっしゃるかもしれません(決してそんなことはないのですが)。

 

しかし、皆さんの時間は限られているはずです。社会人の方で独学という選択を取られた方はコスト(時間、お金)について何らかの制約がある方もいらっしゃると思います。仕事があり、家庭がある方もいらっしゃると思います。自分の余暇に時間を充てたい場合もあるでしょう。

 

 

つまり時間は有限なのです。

 

 

 

 

ましてや宅建試験なんて資格試験なんて、あくまで通過点であり、皆さんにはその先があるはずです。その試験の先に皆さんの目標が存在しているはずです。

 

 

 

宅建試験の独学で時間をかける事は、過去問を自力で問題を解くことではく、どういう勉強法で取り組んでいくかを考え、そしてひたすらインプットしていく事です。

 

 

 

自力で問題を解いている暇があれば、これから本番までにどういうスケジュール(半年単位)で、1日の中どのタイミングで勉強をするのか?勉強を始める前にそこをしっかり考えていきましょう!

 

 

「スケジュールの立て方がわからないから予備校に通います」

という方もいるかもしれませんが、

 

 

「スケジュールを立てるのにお金を払うのですか?」

 

 

と思ってしまいます。

 

 

宅建のような資格試験を受けるにあたって、

 

 

過去問はどんなに間違っても自力で解くことは決してしていけません。そういうことではないのです!

 

 

 

まずは、勉強を始める前に、今回お話した意識をこのブログをご覧になっている皆さまには持って頂きたいと思います。

 

今回のお話は過去問というインプットのお話をしました。次回はアウトプットに対する考え方をお伝えしていきます。